仕事を減らしてまで夫婦2人で育児をするようになったわけ

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30代夫婦、仕事時間をセーブしてふたりで育児の生活になるまで

はじめまして。

30代後半フリーランスで企画デザイン等の仕事をしているきぃ子です。

わたしは同い年の夫と未就学児の3人の子供たちと賑やかに暮らしています。

今は夫婦共にフルタイムのお勤めはせずに、仕事はお互い時間数をセーブして育児を二人総出で行っています。

ある程度の時間や体力の融通がきくような仕事との付き合い方をしながら育児をする。そんな私たちの生活をたくさんの方に知っていただきたくブログを書いています。

”仕事量をコントロールして夫婦で育児”

それは理想だけど

そんなことしたらお金たりないのでは

でも私たちは現にそのスタイルで日々過ごしているのです。

ちなみに、びっくりするような貧乏暮らしや自給自足生活を送っているわけではありません。

私たちは現在資産額は金融資産1000万超+投資戸建物件2件を保有しています。

”元々実家が資産家”というわけでも”エリートサラリーマン”というわけでも”投資や宝くじで一攫千金”というわけでもない。

この記事はそんな私たちがなぜこのような状態になったのか、またなぜそのスタイルを人におすすめしたいのかを書いています。

1度は専業主婦を選択した妻が働き出した訳

アラフォー夫婦の我が家は25歳で結婚をしました。

きぃこ
きぃこ

1,2年夫婦の時間を楽しんで過ごして

その後は子供ができて家事育児の日々かな

なんて勝手に予測して、結婚を機に勤めていた会社を退社し、朝は弁当を作り夫に持たせ、昼は家事や買い物、定時の早い夫に合わせ晩御飯を準備する日々を過ごしていました。

ところが、待ても暮せど赤ちゃんは来てくれない。

夫と日帰り旅行を兼ねて子宝神社を訪ねたり、病院で検査をしてみたり。そんなヤキモキする日々をおくっていました。

そのうちに、後から結婚する友人がどんどん妊娠していきさらにヤキモキすることに。

その頃は専業主婦で家にいることも多かった私は気分転換に家を出て働いてみることにしました。

その中で,友人のすすめもあり趣味で作っていた洋服やアクセサリーを販売することもはじめてみることになり、いつの間に洋服の製作や販売、小さなカフェ経営などやってみたかったことを片っ端からやってみることになりました。

その間に夫がイベント出店を手伝ってくれたり、経理など事務処理を手伝ってくれるようになり、自然とふたりでフォローし合いなら仕事し、生活をするという毎日になっていきました。

そんなこんなで、いつの間にかしっかりと夫婦共働きのスタイルになっていきました。

”子供が欲しい”に対して決めたこと

いつの間にか仕事が楽しくなり、『子供はいつか来てくれたらいい』『最悪できなくても夫婦二人の生活を楽しもう』と話し、特に治療などもせず過ごす20代でした。

ところが30代に突入して間も無く、妻に子宮頚がんの前がん病変があることが発覚。すぐに何かをしなくてはならないほどの程度ではなく、経過観察を続けるだけの日々でしたが、これがかなり気持ちを揺さぶりました。

夫婦二人で話し合い、『子供が欲しい』というお互いの気持ちを確認し合い、妊活することにしました。(このあたりの話はまたいずれ)

その際に子供が来てくれた場合もお互い仕事は続けていきたい。という話から、今後の二人の生活を見直しました。

家事分担

食事に関わること→妻

洗濯、掃除→夫

という役割分担を決めました。

家事をあまりやってこなかった夫が動きやすいように。とクローゼットをほとんどハンガーラックにするなど家事動線を工夫してみました。が、はじめてみると色々イザコザしました。

これについてはまた別の記事で書こうと思います。

お金

ふたりだけの時は本当にお金を意識していなくて、自由に生活をしていました。

一応夫の小遣いは2万円としていましたが、2人で行動することが多く外食や娯楽に家計から割と浪費していました。

それでも昔から母に『毎月決まった額を積み立て貯金しなさい』と教わっていたのでなんとなく、銀行の定期預金に毎月夫の口座から3万円、妻の口座から2万円天引きされるように設定して、今で言う”ほったらかし貯金”をしていました。

貯金の見直し

決めたことは2点

先取り貯金を増やすこと

節税の制度をフルに使う!

・銀行の定期預金に月初に5万円

・外貨積立保険に毎月5万円

・小規模企業共済に7万円

方法はもともとしていた5万円分の定期預金への積み立て保険に加えて、”外貨積立保険”に毎月5万円積み立てることにしました。

今考えるとその積み立てを投資信託にしていれば…と悔やまれるのですが(涙)

とはいえ、いつも本当に適当な家計管理だったのが強制的に月17万円貯金することになったのはかなりの進歩でした。

妊娠、出産後すぐに夫婦フル回転で家事育児になった訳

結果的に子供が欲しいという話をしてから1年くらいして子宝に恵まれることになりました。

当時は夫は週5日飲食店で経理人事関係の事務仕事+ウエイターをし、妻はアパレルブランドの企画デザインをフリーランスで行なっていました。

妊娠したら妻が少し仕事をセーブしつつ、夫が家事育児の補佐をしながら協力し合おう。というはなしだったのです。

がここで予想外の事態。

))) 子供が一卵性双生児と発覚(((

妊娠中もほとんど身動きが取れず、出産までの2ヶ月は病院のベットから1歩も動けない。そして、出産後も2人の新生児に夫婦総出でアタフタ育児。

準備から産後の育児まで夫も補佐ではなく主体になってもらわないと無理だったのです。

おっと
おっと

今となってはいい思い出だけと、双子のミルクにおむつ、お風呂に寝かしつけ。。。

いやぁ、大変でした。

夫婦2人で育児をしてわかったこと

赤ちゃんは一瞬で大きくなってしまうこと。

家族一緒にこの瞬間の育児をできることは今だけということに気がつきました。

お金は減ってもまた稼ぐことができるけれど、子供の”今”はどんなに願っても取り戻せない。

育児をしない。は機会損失。

本当にこれだけは子を持つ親、子を望むみなさんに伝えたいことです。

お金はもちろん必要なのですが、仕事より今自分達が大切にしたいことは”子供や家族と生活をすること”という気持ちを夫婦でこまめに確信し合うようになりました。

優先順位を整理してから働き方を決める

とはいえ、貧乏でも幸せ♡というタイプではない妻なので、どのようにお金を得るか考えました。

その結果、こんなルールをざっくり設定しました。

・時間や人間関係に振り回されない働き方を選ぶ

・スケジュールを自分でコントロールできる働き方をする

・1つは少額でも複数の働き方を持つ

1つの会社に雇用されて働くと言うのは、安定というメリットもありますが、

やはり会社の状況で残業が生じたり、自分達のスケジュール主体で休むことのできないなどのリスクがあります。さらに、社内の人間関係に振り回され、家族の優先度に支障をきたす場合があります。

なので夫は

  1. 時短契約でエンジニア(週4、1日6時間程度)
  2. 飲食店の経理事務の委託契約
  3. 妻の経理処理やイベント等の力仕事のフォロー

妻は

  1. アパレルブランドのディレクションのコンサル計画
  2. カフェ経営
  3. カフェ運営コンサル

とそれぞれ5−30万円の利益の収入源を複数持つことにしました。

時間が縛られるものや、時期によりすごく忙しい時もありますが、他人(会社とか上司とか)にスケジュールをコントロールされるのではなく、夫婦で調整し合うことができるスタイルを絶対としているのでスムーズに生活と仕事を両立できています。

その中で好調なものは続き、終わっていくものもありました。派生して新しいお仕事の依頼が来ることもあり、この頃はふたりで50−100万/月 くらい稼いでいたと思います。

変化しながら今は投資も取り入れながら生活をしています。

ブログをお仕事にできるように頑張ります!

↓めちゃくちゃ安いのでドメインここにしました。

家族に軸を置き、変化に対応するため

題名にある”仕事を減らしてまで夫婦2人で育児をするようになったわけ”に対する答えが

「日々変化する家族の状況にあった暮らしをするため」

です。

夫婦二人の時はたくさん外食したり夜まで遊ぶ日もありました。

それが一変、赤ちゃんのお世話にアタフタする日々が来たかと思えば、数年経つと幼稚園に行かせてご飯を食べさせて、習い事させたり、一緒に旅行をしたり。そうこうしていたら、親が病気したり、老後の介護の話がでてきたり。

家族は日々本当に変化するんです。

その時に必要な人手やスキルやお金はどんなに準備していてもその時が来ないとわからないもの。

だからこそ、私たちはあえてどんな時も家族で話し合って変化に対応しながらできる限り人生を楽しもめる選択をできるように。とこんな暮らし方をすることに決めたのです。

いろんな考えの人がいるので、「これが最適解!」というわけではないのですが、もし同じように子供を育てているご家庭や夫婦で暮らす方にはこんな暮らし方もできると言うことを知っていただきたいです。

まわりからきく「ワンオペしんどい」「夫にもっとこっちをみてほしい」という妻の立場の愚痴や、「将来のために自分が稼がなくてはいけない」というプレッシャーを感じながら仕事をして気づいたら子供が大きくなってしまっていたという夫の立場の振り返った話。

結婚の前の段階で暮らし方の選択肢がもっと当たり前に広ければ違ったのかな?とよく思います。

今からでも自分自身で明日を変えることはできる。

と言うことを知っていただきたい。そのための具体的な行動に必要な知識を共有していきたいと思っています。

めちゃくちゃ可愛い♡お祝いはこちらで決まり。

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